2月になりました。
今度の土曜日は節分、日曜日は立春となっており、
2月は毎年寒いですが、今年は特にまだまだすぐには暖かくはならない様です。
天気予報を覗いてみたら、
日曜日(立春)最高気温 −1℃ 最低気温 ー3℃
(><;)
来週半ばまで、雪や水道管の凍結などに注意した方が良い様です。
はい。九州です。福岡県の北九州市です。
九州でも寒いの?と思われた方、はい。しっかり冬です。
福岡の海は北に面しています。冬はしっかり寒いです。
九重や佐賀などにもスキー場があります。
福岡の冬は、東京と同じかもう少し寒いかもしれません。
旅行などされる方は、南国のイメージで来られると寒いので、お気をつけ下さい。
昨日、友人がインフルエンザAにかかってしまったとの連絡がありました。
今年はかなりの人がインフルの猛威にやられています。
インフルエンザ薬「タミフル」の原料はあのハーブなのです。
中華料理でよく使われるアレです。
八角です。
スーパーなどの中華料理のスパイスコーナーでも良く見かけますね。
豚の角煮などの独特の香りはこの八角の香りです。
では、八角について・・・
八角
トウシキミ(唐樒、学名:Illicium verum)
中国が原産国のシキミ科の常緑高木
別名 大茴香(ダイウイキョウ)スターアニス チャイニーズ・スターアニス
未熟な果実を乾燥させた物が八角(スターアニス)と呼ばれます。
8個の袋果が星状に配置されているところから「八角」と名づけられました。
八角独特の香りの主成分が茴香(ウイキョウ=フェンネル)やアニスと同じアネトールで、香りも似ていることから「大茴香」、星のような形と香りからは「スターアニス」とも呼ばれます。
八角は樹木、で、茴香(フェンネル)はセリ科の多年草、アニスはセリ科の一年草ですので、形態も異なります。
ここまでお話しすると、ん?そのアネトールという香りの成分が、タミフルの原料?と思われるかもしれませんが、違います!アネトールという成分は、咳止めの原料として使われることもあるのですが、「タミフル」の原料ではありません。
タミフルの原料になっているのは、八角から抽出されたシキミ酸というものが使われているそうです。
それじゃ、八角を食べてれば良いの?という気にもなりますが、
残念ながら、八角(そうたくさん食べられる物ではないですが)そのものがインフルエンザに効くわけではない様です。( ̄ー ̄;
豚の角煮、杏仁豆腐、五香粉などに使われ風味付け的使われ方が多い様ですが、
体には主に、消化器系や呼吸器系に効果的とされ体を温める作用がありますし、咳止めに使われる成分も入っているので、風邪の初期にもよい、という所でしょうか。どちらかというと、消化促進や風味付けがメインで使われる事が多い気もします。
そうそう、お屠蘇にも八角は使われていますよ!
それから、注意!!
八角に良く似た実をつける近縁の「シキミ」(Illicium anisatum)の実は、猛毒成分アニサチンを含むため、摂取すると危険なのです!!
日本に自生しており、仏事用として寺院にも植えられているそうです。(お線香の原料にしたりするそうです)
花は淡黄色を帯びた白色で花弁は細長い。シキミはジャパニーズ・スターアニス(Japanese star anise)、トウシキミがチャイニーズ・スターアニス(Chinese star anise)と表記される事もあるようなので、まず、自生している物は口にしない様注意しましょう。
最近では、シナモンがインフルエンザウィルスに効果があるという研究結果がでたようで、シナモン入りのマスクを開発されるのだとか・・・ニュース記事はこちら
シナモンが、インフルエンザのウィルスに良いのなら、アップルパイをたらふく・・・・(*^▽^*)
だと太りますね。色々な飲物にシナモンパウダーをかけてもよいですし。
ホットワインにもシナモン使いますね〜。
シナモンの入ったハーブティーを飲まれるのもよいですね♪
最後は、八角からシナモンの話になってしまいました。(笑)
インフルエンザウィルスは、低温と乾燥が大好きです。
喉を潤すのは、インフルエンザウイルスの侵入予防になりますし、
体温が1℃上がると免疫力も30%アップしますよ♪
うがい、手洗い、ハーブティーで
ぽかぽかと、元気にお過ごし下さい♪
受験生の皆さんも今、追い込み時ですね。
ムリをしすぎて当日体調を崩す事のない様、
充分に気をつけて頑張って下さい!!