美人玉?ハーブ玉って?
写真をご覧になって、ドッグフードみたい!と思われたかたもいらっしゃるのでは?私もそう思いました。笑
いわゆるお薬には「丸薬」と呼ばれるものがあり、薬を飲みやすくするため練り合わせて球状にした薬剤。丸剤。というものがあります。(お腹のお薬、「正露丸」など)
ハーブは、日本ではお薬ではないですが、やはり練り合わせて球状にしたものがあります。お薬の丸薬と分けてお話ししたいので、便宜上「ハーブ玉」と呼ばせていただきます。(ハーブボールとは違います)
サプリメントのようなものとお考えください。
ハーブの栄養分が丸ごと気軽に食べられ、携帯にも便利です。
今回使用するのは、飲みにくくはない丸ごと食べられるハーブ、「美肌」に良いローズとローズヒップにしましたので、
「美人玉(ローズ玉)」と勝手に命名しました。 1日に3、4粒くらいが目安です。
美人玉(ローズ玉)の作り方
材料と道具 (20粒位)
- ドライハーブ [ローズレッド(大さじ1) ローズヒップ 大さじ1)]
- はちみつ (小さじ1〜1.5位)
- 電動ミル または すり鉢
下準備
カビなどが生えないために。
- 使用する器具や容器は、すべて消毒しておく。
- 手を綺麗に洗っておく。
作り方
- ハーブを電動ミルで粉末状にする。(粒が大きかったら茶漉しなどで濾しパウダー状にする)
- はちみつを、少しずつ足して、練る。ハーブパウダー大さじ1に対しはちみつ小さじ1位(入れすぎると固まらないので注意)
- 指先で、パール粒位の大きさに丸め、皿などに並べ乾燥させる。
- 完全に乾燥したハーブ玉をびんや缶になどの保存容器に移す。 出来上がり!
*1年位保存できる。(となっているものの・・・自家製ですので、できれば1、2ヶ月以内が良いと思います)
使用したハーブ
左がローズヒップ、右がローズレッドです。
ローズヒップは、ビタミンCの爆弾といわれる位、ビタミンCが豊富です。他にも色々と成分は入っていますが(また詳しく書きますね)
ビタミンCはコラーゲンの生成も助けます。
ローズレッドもお肌やホルモンバランス、精神面での安定に良いハーブです。
詳しくは、こちらを。↓
電動ミルでひいたところ。まだ大きな粒があります。
茶こしでこします。
少し粒が小さくなりました。
ハチミツを加え、練り、パール粒くらいに丸めます。
しばらく乾燥させます。
(この写真は、茶こしで濾さないで作った分なので、少し粒子が粗いものです。茶漉しで濾したパウダーの分は、写真撮りそびれました。)
乾いたら、密閉容器に入れ、日付や原料を書いて保存します。
今回は、頂き物のフィナベルのレモンの蜂蜜を使いました。
(ありがとうございます!この蜂蜜すごく美味しいです!!)
使用方法
1日3〜4粒を目安に飲む、というより美味しいハーブですので、ムシャムシャ食べます。
少し、口の中にハーブが残ったりするので、お水やお茶と一緒に召し上がられた方が良いです。
苦いハーブの場合は、お水で飲んでください。
*カビなど生えないように、気をつけて保管してください。おかしいな。と思ったら口にしないこと。
一度作ってみたかったのです
実は、このハーブ玉、以前から作ってみたいとは思っていたのですが、まだ作ったことはありませんでした。
3回ほど、試作してみて色々とコツがわかり、ハーブ教室で、生徒さんに作っていただきました。(生徒さん達は、長く通われている方もいらっしゃり、今までにやったことのない事を求められていますので、私も日々勉強です。)
教室では、生徒さんも綺麗に作れたようです。
作ってみて分かったこと
- ハチミツは、入れすぎると、固まらない。
- ハーブは、出来るだけ、パウダーにしたほうが口当たりが良い。
- 材料は欲張るとまとまりにくくなるようだ。(最初、3種類で作ってみました)
- 粒が大きいと口の中がモシャモシャする。
- 少しずつ作る。
- 他のハーブでも、色々とできそう。
- 最初は綺麗でもどれも茶色っぽくなり見た目はあまり良くない。笑
- 団子遊びみたいで楽しい。
ということがわかりました。
自家製サプリメント、ハーブ玉の利点
- 自分で作るので、何がどれくらい入っているか分かる。
- お茶を淹れる時間がない時でも、ハーブの有効成分を丸ごと気軽に摂れる。
- 癖のあるハーブでも摂りやすい。
- 携帯に便利
また、機会があれば、これは他のハーブでも作ってみたいと思います。
興味のある方は、作ってみてください。
それでは、また!