こんにちは。だいぶ前からアロエの花が咲いているのですが、昨日撮りました。
数年前、氷点下になった時に葉がしもやけのようになってしまい、もうダメか。と思っていたら元気にモリモリ復活してくれています。この写真のアロエの種類はキダチアロエです。
友人のアロエと美肌のお話を思い出しましたので、効能などを交えて、今日はそんなお話を。
アロエって食べるとシミに良いの?
ある時、友達から「アロエって食べるとシミにいいの?」という質問をされました。
彼女は、健康のために、毎朝ヨーグルトに刻んだアロエを入れ、1年位続けて食べているのだそうです。
ふと気がつくと、ほっぺにあったシミが薄くなっているような気がする。
アロエを塗ったりはしていない。食べていただけ。とのこと。
アロエだったらなんでも良い?
昔から「医者いらず」と言われているアロエ。
アロエには色々な種類がありますが、
キダチアロエ、アロエベラが有名です。
キダチアロエ
高温多湿な日本の気候でも育ちやすいので、よく見かけるのではないかと思います。観賞用、食用として利用されています。
アロエベラ
主に食用として栽培され花は黄色です。ヨーグルトやお刺身に利用されています。昔八丈島料理店に行ったときに、アロエのお刺身を食べました。(中のゼリー状の部分です。)美味しいとも美味しくないとも・・・食感を楽しむ感じでしょうか。笑
育てるには、寒さに弱い品種のようです。化粧品などでも成分でアロエベラはよく見かけます。
キダチアロエ、アロエベラ、どちらも外側の緑の部分はとても苦いです。
ちなみに
日本薬局方に基原植物として収載されているアロエは、アロエ・フェロックス (A. ferox、青鰐蘆會、猛刺蘆會、ケープアロエともいう)及び、これとアロエ・アフリカーナ (A. africana)、 またはアロエ・スピカータ (A. spicata) との雑種と定められている。これらの葉の汁を濃縮乾燥させたものが、日本薬局方でいう「アロエ」である。なお、キダチアロエ・ケープアロエ以外の観葉植物として出回っているほとんどのアロエには、薬効となる成分は含まれていないので、誤った使用をすべきではない。<Wikipedia より引用>
アロエという名前がついていても、薬効のない観賞用のもの、薬効が違うものもたくさんあるようですので、もしアロエを薬用の使用目的で栽培されたい場合は、キダチアロエを求められることをお勧めします。
日本でもよく育ちます。(ワシントン条約によって輸出入は禁止されているそうです。)
我が家では、数年前、凍傷のようになった葉を取っただけで、放ったらかしで、復活してくれ、毎年元気に育っています。
アロエは、医者いらず?
アロエは、火傷や虫さされに良いと有名ですね。
葉の中のジェル部分や汁、ローションを、湿布したり、塗ったりすると、火傷や虫さされ、日焼あと、その他ニキビ等の肌トラブルに良いと言われています。
消炎作用や鎮静作用、抗菌作用などがありお肌の再生を促し傷跡を早く治してくれると言われています。
アロエは食べても良い?
胃腸の働きをよくし、便通を良くすると言われています。
また、駆虫作用(虫下し)、月経促進作用もあると言われています。
友達の質問、「アロエって食べるとシミにいいの?」
塗ったりしていないのに、シミが薄くなった。なぜでしょう?・・・
私の想像ですが、
アロエは食べると、胃腸の働きを良くし、肝臓等の内蔵も強くなる、内蔵が強くなると、自律神経やホルモン分泌、新陳代謝もよくなり、お肌の代謝も良くなる。・・・しみ、ソバカスも、薄くなった。・・・のではないかと。
皮ごとが美肌のポイントでしょうか。
ちなみに、友達は、ヨーグルトに入れる場合、刺の部分を落とし(内側のジェル部分だけでなく)緑の葉っぱごとみじん切りにして入れているそうです。
「苦くないの?」と聞くと「慣れた!」そうです。
この緑の部分も、一緒に食べている所に美肌のポイントがあるのかも知れません。
緑の皮の部分にこそ、薬効が含まれている。そうです・・・
苦いんですよね。皮。笑
中のジェル状の部分・・・ほとんどが水分。(抗炎症作用や、保湿作用はあります。)
アロエを使用する時の注意点
「万能薬」とも言われるアロエ。
誰でも良いという訳でもなさそうで・・・
どちらかというと、強めのハーブで、体が弱っていたり敏感になっている時には向かないハーブのようです。
敏感肌の方は、直接塗るのは要注意。
ずいぶん昔のことですが、
私は春先の花粉で顔のお肌が荒れている時に
「お肌に良いアロエ〜♪」と
アロエのジェル部分を、直接、塗ってみました。
始めは、ヒンヤリして気持ちよかったのですが・・・・
数分後に顔が、ヒリヒリ、ヒリヒリ、慌てて洗い流しましたが、顔が真っ赤になってしまいました。
・・・敏感肌の方、お肌が敏感になっている方は、要注意です。
腕の内側の柔らかい所等で、パッチテストをしてから使われた方が良いと思います。
以下の方も要注意
- 下痢をしやすい方
- 体の弱っている方
アロエの生食はごく少量に控えた方が良いようです。
- 腸の病気がある方
主治医にアロエを食べて良いか相談しましょう。
- 妊娠中・生理中
子宮を刺激するので、避けたほうが良いようです。
- 授乳中の方
子宮を刺激するので、生食される場合はごく少量、もしくは控えた方が良いようです。
初めて食べる場合も、最初は、少量(3~4センチ)ぐらいから試された方が良いようです。
継続摂取の注意
キダチアロエは、昔から俗に「医者いらず」といわれてきたものであり、葉肉の内服で健胃効果があるとされ、また含有するバルバロインの下剤効果により便秘に効果がある。ただし、体質によっては胃炎を起こす場合があることや、継続摂取による大腸の色素沈着を起こすことがあることなども報告されている。また外用として傷や火傷に用いられる場合もあるが、逆に悪化させた例も報告されており、使用には一定の注意が必要である。なお、ドイツの薬用植物の評価委員会コミッションEによれば、ゲル状物質(葉の中央にある柔組織に存在する粘性の物質)の外用は、痛みや火傷の回復に対して有効性が示唆されている。<Wikipedia より引用>
友達は、継続摂取してもなんともなさそうですが、大腸の色素沈着・・・?大腸カメラでもやらないと、本人にはわかりませんね。;;
「体質によっては」なので・・・友達が毎日食べていた量は、それほど影響なかったのでしょう。
むしろシミが薄くなった気がする。という美肌になったようなので、良いのではないかと。腸に異常が出たら、美肌ではいられないはずです。
友達から学んだ事。
やはり、お肌はじっくりゆっくりきれいになって行くのですね。
どんなに体に良いと言われるものでも、大量に摂れば良いというものではなく、人それぞれ、反応が違うということですね。
適量大事。自分の体に聞いてみる。ということですね。
我が家のアロエは、あまり活用していないので・・・今度、お肌に塗るのではなく、食べる方で、活用してみたいと思います。お肌が敏感じゃない時だと、アロエローションなども大丈夫かな〜〜〜。と思っています。
今日は節分、これからだんだん暖かくなっていくのが楽しみです♪
それでは、また!