ふきのとうを摘みました。
今日、母が
「もうそろそろ、ふきのとう出てるんじゃない?」
と言いました。
はい、これは庭から採って来なさい。という暗黙の司令。笑
大きな木のちょっと日陰になったところを覗くと、ありましたね〜。
本当は、土から出たばかりのもっと小さなものが良かったのですが・・・
天ぷらにするにはちょうどいい量くらいのふきのとう。
摘ませていただきました。
母が天ぷらにしてくれたのですが、
ちょっと焦がしました。笑
天ぷらの写真を撮ろうとすると、出来が悪いので「これはダメ。」とのこと。笑
味は、ほろ苦く美味しかったです。
春の味、いただきました!!
「春の皿には苦味を盛れ」フキは春のデトックス食材
春先は、ちょっと苦味のあるものを食べると良いと言われています。
先日も少し書きましたが、冬から春の体へのデトックスが必要です。
冬に溜まった脂肪や老廃物をこの苦味が排出してくれるそうですよ。
体が必要な時に、ちょうど良いタイミングで、フキは花芽を出してくれる。
人間のために花芽を出すわけではないのに・・・自然の摂理は不思議です。
「ふきのとう」は、天ぷらの他、パスタなどに使っても美味しいですよ。
「ふきのとう」は「ふき」の花芽です
フキ
学名:Petasites japonicus (Siebold et Zucc.) Maxim.
キク科フキ属の多年草、雌雄異株。
菊のような花を咲かせます。
湿り気のある土を好むので、割と日陰に生えています。
フキは、蕗、苳、款冬、菜蕗、と色々な漢字を書きます。
冬という字が2つも入っていますね。
「苳」の字は、見た目が冬の間は土の中というようにも見えますが・・・
「款冬」の「款」の字は、まこと、喜ぶ、たたく、しるす という意味があるようです。冬のまこと・冬を喜ぶ・冬をしるす・・・
この季節は、暦の上では、春のはずですが・・・
区切りの意味?それともまだ寒いから冬?ということでしょうか?
食べる上での注意
「ふきのとう」の場合は、しばらく水に浸けておいただけでも良いようですが、
葉柄は、アクが強い植物ですので、アク抜きも必要です。
フキには、ペタシテニン(Petasitenine、別名フキノトキシン)などのピロリジジンアルカロイドが含まれているためしっかりアク抜きをしてから調理しましょう。
重曹や塩を使ってアク抜きしてから使いましょう。
アク抜きの仕方はいろいろありますので、
グーグルさんのリンクを貼っておきます。
それから食べ過ぎにも注意が必要です。
栄養的には、食物繊維が豊富、カリウム、カルシウム、ナトリウムが豊富に含まれます。
地下茎が地表に出ると光合成で、緑色になりわさびと間違えて食べる方がいらっしゃるそうです。
地下茎にも毒がありますので、誤って食べないように注意しましょう。
最後に
今日は、晴れて暖かかったですが、夕方から冷たい風が吹き、寒かったです。
気温の変化、気圧の変化もめまぐるしく、花粉も飛んでくる時期です。
服装など脱ぎ着の調整ができるもので、体調管理をしてください。
それでは、花粉症予防、風邪予防もしっかりして、
春の訪れを楽しく待ちましょう♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また!