こんにちは。
猛暑が続いたかと思うと豪雨の長雨。
川が近いので、ヒヤヒヤしながら生き延びております。
が、この夏は連日35℃前後の猛暑。
庭に出るとクラクラしてしまうので、水やりとほんの少しの草刈りが精いっぱいで庭は放置状態。
やっと雨が降った!と思ったら、土砂降りの長雨で、庭に出られず。
結果、草ボーボー。
長雨の前は、そうはいっても、猛暑の中少しは草刈りしたにもかかわらず、
あっという間に草、ボーボー。蚊も増えてるし。(去年よりは少し減ったかもですが)
草刈り、もう嫌だ〜〜〜〜。
雨の日、なんとか草刈りの回数を減らす方法はないかと、暇さえあれば、検索しておりました。
自動草刈機はないものかと検索してみたりもしました。 笑
結論としては、自動草刈機は現実的ではないので、グランドカバーになる植物を植えてみようかと。
今日はそんなお話です。
- それぞれの美観
- 草が生えていても私が気にならない草丈
- グランドカバーの代表芝生、綺麗だと思う理由
- 意外と手入れが必要な芝生
- 全自動芝刈り機
- 自動の草刈機もあるよ。
- 私が厄介だと思っている植物もグランドカバープランツなのですね・・・
- 私が探しているグランドカバープランツの条件
- タイムロンギカウリス
- レイタータイム
- プラティア
- リシマキア
- ヒメツルソバ(ポリゴナム)
- ペルシカリア”ニードルハムズフォーム”
- イワダレソウ系は植える場所を考えた方が良いかも?
- グランドカバーに 私が植えてみたいもの
それぞれの美観
そもそも、なぜ草が生えてはイヤか。と言うお話から。
「雑草という名の草はない。」という昭和天皇のありがたいお言葉にもあるように、草にも命があり名前もあります。
もともと、ハーブも、草ですからね。笑
人が勝手に、要る要らないと決めているわけで、雑草と呼ばれるせっかく生えてきた植物にとっては、人間は最大の敵となるわけです。
しかし、誰も侵入しない場所ならともかく、庭は人が快適に暮らしていくためのものでもあります。
草が嫌われる理由は
- 美観が損なわれる。
- 他の園芸植物の成長の邪魔をする。
- 蚊などの虫が増える。
- 草によって快適な庭の空間が減る。
などがあります。
草が生えて良い点は
嫌われ者の草ですが、生えていて良い点もあります。
- 保水効果があるので、土が流れにくい。
- 風が吹いても土埃が飛ばない。
- 地表温度が高温にならない。
- 蚊も増えるが益虫も増える。
何をいらない草。と思うかは人それぞれ。
私は、時々草刈りをしてくださる近所のおじさんに、幾度となくハーブを刈られててしまったことがあります。笑
そのおじさんは、土が見えているのが好きだったようです。今は「ここは私がやるので、あそこだけお願いします。」と言っています。笑
土が見えていて、ほとんど何もないのが綺麗と思う人もいれば、
ジャングルのように木も草も多い茂るのが好きな人もたまにいます。(私の父がそうでした)
私は、人よりも蚊に刺されやすいので、花は咲かせたいけど、なるべく(私がいらないと思う)草は減らしたい。と思っています。
ドクダミもシダもこんなにいらない。というほど生えていますので、少し残るくらいにしたいと思います。木も多いので、日陰が出来やすく、猛暑の時は少しは涼しいですが、この日陰にドクダミやシダがわっさわっさと生えます。蚊も増えます。
草が生えていても私が気にならない草丈
あくまでも、私の主観ですが、草が一面生えていても気にならない草丈について
- 腰以上・・・綺麗な花か実でもならない限り、邪魔だと思いそうです。
- 膝丈・・・この長さがビッシリ生えていると、草ボーボーですね。
- 足首丈・・・地上10センチくらい?少し気になります。
- くるぶし丈・・・地上5センチくらい?あまり気にならない気がします。
- 地上1センチ・・・気になりません。
前々から計画はしていたのですが、何度草刈りしても草抜きしてもすぐに生えてくるからグランドカバープランツを植えようと思っています。
グランドカバーとは、グランド=土をカバーするもので、土をカバーするという点では煉瓦や平板などもグランドカバーになりますが、今日は植物のお話をさせていただきます。
グランドカバーの代表芝生、綺麗だと思う理由
グランドカバーの代表はやっぱり芝生。綺麗ですね。
多くの人が、芝生を綺麗だと認識していると思います。その理由を少し考えてみます。
芝生が綺麗な理由
- 草丈が短い
- 一色である
綺麗とは別に、歩いても良い。という点も利点ですね。
意外と手入れが必要な芝生
実は色々検索していて、やっぱり芝生は綺麗だな〜。
もう、芝生にしようか!?と思いました。
が、
芝生って意外と手入れが大変と聞きます。
- こまめな水やり
- こまめな芝刈り
- 生えてきた草を1本ずつ抜く。
というような手入れをしてこその綺麗な芝生だそうです。
お手入れ好きな人ならきれいな芝生にできる。そうです。;;
私にできるか?と考えたところ・・・
暑いと言っては草刈りをさぼっている私にはちょっとハードルが高い気もします。
もし、芝を植えるなら、TM9という高麗芝が良いそうです。
全自動芝刈り機
芝を植えてロボット芝刈り機を使うという手もあるな〜。と妄想したり・・・
バスクバーナのロボット芝刈り機は、一度設定してしまえば、夜でも炎天下でも自動で芝刈りをしてくれます。
芝植えて、ロボット芝刈り機購入しちゃおうか!という妄想・・・笑
日々の草刈りの苦労を考えると・・・20万4千800円(2021年8月価格)くらい・・・
やっぱり高い。汗
自動の草刈機もあるよ。
先ほどご紹介したのは、芝刈り機。
自動の草刈機もあるにはあります。
WADOのロボット草刈り機 KRONOS
こちらも寝ている間に草刈りしてくれます。
- 税込495,000円(税別450,000円)
※別途設置費用が必要です
※設置費用につきましてはそれぞれの圃場条件により変動いたしますので、現場確認後のお見積もりとなります。
49万円+設置費用。(汗)
果樹園などの広い場所を想定して作られています。
果樹園などで使用されているそうです。
家庭用ができると良いんですがね〜。
さて、気を取り直して・・・グランドカバーになる植物のお話。
私が厄介だと思っている植物もグランドカバープランツなのですね・・・
グランドカバーで検索すると私が庭に生えすぎて困っているシダやドクダミやミントもグランドカバーにと紹介されているサイトもありました。
なぜ、シダやドクダミやミントが増えすぎて困るかというと・・・他の植物の成長を邪魔して、せっかく植えた草花がなくなってしまうからです。
ドクダミは十薬と呼ばれる日本のハーブでお花もかわいいのですが・・・私にはあまり合わないのもあり・・・少しで良いです。
私が探しているグランドカバープランツの条件
- 手入れが楽。(草刈り回数が少ない)
- 見た目が綺麗。
- 草丈があまりない。10センチくらいまで。
- 育ちは早いが他の植物を駆逐しない。
- 虫がつかない。
- できれば蚊が嫌う。
- 暑さにも寒さにも強い。
- 踏み付けにもできれば強い。
- 少し日陰でも育つ。
- 多年草
中でも今回は特に草丈の低いものを希望。
以上の条件から我が家のグランドカバープランツの候補を探してみました。
すでに植えているものから、今後植えてみようというものまでをご紹介します。
タイムロンギカウリス
すでに植えていてお気に入りではありますが・・・
タイムロンギカウリス おすすめです。
ハーブのタイムの仲間です。匍匐性の横に広がるタイプで、成長もまあまあ早く、お花も可愛いタイムです。
写真撮影時、ビッシリ蜜でもないので、写真は、間からドクダミが出てきたりしていて説得力ないですが。;;こまめに他の植物を抜いていくときれいになります。
なんと言っても香りが良いのがいいのです。タイムの周りは蚊も少ない気がします。
もう少し綺麗な写真があったはずですが、見当たりません(汗)
タイムロンギカウリス
- シソ科 多年草(耐寒性多年草)冬季常緑~半常緑種
- 学 名 : Thymus longicaulis
- 別 名 : クリーピングタイム など
- 花 期 : 春
- 草 丈 : 5~10cm前後(生育後・花丈も含む)
- 株張り : 40cm以上(生育後・環境差がある)
- 耐寒性 : 強い(-15℃まで ※環境差がある)
- 耐暑性 : 強い
- 日 照 : 日向~やや半日陰
- 原産地 : 地中海沿岸(主な自生地)
このタイムは、レモンのような爽やかな香りがするので、とても気に入っています。
成長の速度はタイムの中では早いです。踏み付けにもまあまあ強いです。
花の時期はそれほど長くはありません。
初夏に咲く花の季節以外もグリーンで、爽やかな香りがします。
冬は少し茶色くなります。
虫にも強いのでまだ植えていない方にはおすすめです。
今雑草が生えていているところは全部タイムロンギカウリス でも良いのに。とも思いますが、なかなかそうすぐに広がらず、根の残った雑草の方早く生えたりしますので、たくさん植えないと、カーペット状になるには、時間がかかります。
レイタータイム
レイタータイムは、グランドカバー用に開発されたタイムです。
- 草丈:10~20cm(開花草丈)
- 花:5~8月淡いピンクの花
- 場所:日当たり水捌けの良い場所 乾燥した場所を好む
- 冬は枯れるか:常緑
- 虫は?:タイムの香りなので、おそらく少ないでしょう。
- 踏み込み:強い 芝生代わりに利用できる。
- 苦手:高温多湿苦手
芝生代わりにできるといわれているレイタータイム良さそうですね〜。
タイムロンギカウリス よりも少し草丈が高いかもしれません。
プラティア
最近、すごく気になっているのがプラティア
別名がエクボソウという名前も可愛らしければ、お花も可愛い。
しかも、初夏から秋までずっと小さな花が咲くようです。
これは植えてみようと思っています。
- 科名:キキョウ科 プラティア属
- 宿根草(耐寒性多年草)冬季落葉種
- 学名:Pratia angulata
- 別名:エクボソウ ムラサキコケモモ
- 原産地:ニュージーランド
- 花:5~8月淡いピンクの花(1cm前後)
- 草丈:6~8cm
- 場所:半日程度の日差しが必要 排水の良い土を好む
- 耐寒性:強い
- 耐暑性:強い
- 日本の湿度にも強い
- 冬は枯れるか:霜にあたると茶色くなり地上部から無くなるが春にまた芽を出す
- 虫は?:病害虫の心配ほぼなし
- 香り:不明
- 生育:旺盛
- 踏み込み:それほど強くない
- 苦手:不明
- 育てやすさ:放任でも育つ
- 他の植物への影響:元々生えている植物、枯らさない
プラティアは乾いたところの方が好きなようです。
また、いつ植えてもよさそうなのが良いですね。
プラティア、植えてみようと思っています。
しかし我が家の土はどちらかというと湿っています。
リシマキア
- 学名:Lysimachia nummularia 'Aurea'
- 別名:リシマキア ヌンムラリア(ヌムラリア)(学名 ゴールデンクリーピングジェニ- など
- 原産地:ヨーロッパ(原種の主な自生地)
- 科名:サクラソウ科
- 宿根草(耐寒性多年草)冬季常緑~半常緑種
- 花 期 : 初夏
- 草 丈 : 2~10cm前後(生育後・花丈も含む)
- 株張り : 30cm以上(生育後・環境差がある)
- 耐寒性 : 強い(-15℃~-25℃ ※環境差がある)
- 耐暑性 : 強い
- 日 照 : やや半日陰
- 原産地 : ヨーロッパ(原種の主な自生地)
- 水辺にも強いほど湿度には強い
- 虫は?:目立った病害虫はなし
- 香り:不明
- 生育:旺盛
- 育てやすさ: 乾き過ぎのところ以外はよく育つ
- 他の植物への影響:バラの下草などにも植えてあるので多分OK。
リシマキアは乾いたところよりも湿ったところの方が育ちやすそうです。
これも木の下などに植えてみたい!!
ヒメツルソバ(ポリゴナム)
ヒメツルソバ(ポリゴナム)
- タデ科 宿根草(耐寒性多年草) 犬蓼属
- 学名 : Persicaria capitata
- 別名 : ポリゴナム
- 和名:姫蔓蕎麦
- 英名 Victory carpet(ビクトリーカーペット)、Pink-head knotweed(ピンクヘッドナットウィード)
- 花期 : 4月から11月 ピンク
- 草丈 : 5~10cm前後
- 耐寒性 :普通
- 耐暑性 : 強い
- 日 照 : 日向~やや半日陰
- 原産地 : ヒマラヤ
- 虫は?:目立った病害虫はなし
- 香り:不明
- 生育:旺盛
- 育てやすさ: どこでも育つ。こぼれ種でふえるので、植える場所も注意
- 他の植物への影響:根が浅いので簡単に引き剥がすことができる。
- 日向を好むが反日陰でも育つ 水捌けの良い土を好むがこだわらなくても良い。
- 霜が当たると地上部はなくなる、春になるとまた芽吹く。
この金平糖のような花を可愛いと思わなければ、ただの雑草と思う人もいるかもしれません。
匍匐性の茎やこぼれ種で増え繁殖力が旺盛ですので、植える場所には注意が必要です。
私はこの花好きなので、他の植物が生えてほしくないところに植えてみようかな?と思っています。
ペルシカリア”ニードルハムズフォーム”
- タデ科 宿根草(耐寒性多年草)冬季半常緑~落葉種
- 学 名 : Persicaria runcinata 'Needham's Form'
- 別 名 : ペルシカリア(ポリゴヌム) ルンシネータ(学名) など
- 花 期 : 初夏~秋
- 草 丈 : 10~15cm前後(生育後・花丈も含む)
- 株張り : 30cm以上(生育後・環境差がある)
- 耐寒性 : 強い(-15℃~-25℃ ※環境差がある)
- 耐暑性 : 強い
- 日 照 : 日向~やや半日陰
- 原産地 : ネパール(原種の主な自生地)
まだあまり流通していないそうです。
ヒメツルソバの仲間ですが、こちらの花の方が鮮やかなピンク。
葉の形もおしゃれですがヒメツルソバに比べると少し背が高いですね。
しかしながら、どんな風になるか・・・
なので、他の植物に影響のない場所に植えてみようかな。と思っています。
イワダレソウ系は植える場所を考えた方が良いかも?
イワダレソウは、クマツヅラ科のイワダレソウ属の植物で匍匐し広がります。
小さな白やピンクの花を咲かせ、芝生代わりになると注目の植物ですが、生育が旺盛で他の植物を駆逐するので注意が必要です。
イワダレソウ系と書いたのは種類が色々とあるからです。
大きく分けて3種類
- イワダレソウ(Phyla nodiflora) 亜熱帯に広く分布し日本にも関東以西に分布している
- ヒメイワダレソウ(リッピア)(Phyla nodiflora var.minor)→イワダレソウの変異種。グランドカバーに向いている。生育がものすごく旺盛。ヒメイワダレソウは環境省被害防止特定外来種リストの重点対策外来種のなかにリストアップされています。
- クラピア(K3,K5,K7)→グランドカバー用にヒメイワダレソウを改良した品種。生育がものすごく旺盛。
イワダレソウ>リッピア>クラピア の順で草丈が低くなります。
芝生の代わりにするならこれ!とも言われています。芝生に比べて少し日陰でも育ちますしものすごい繁殖力で、芝生の10倍広がるとも。ローメンテナンスですが、繁殖力が旺盛なので植える場所には注意が必要な植物です。
イワダレソウを植えて広がりすぎて後悔している方もいらっしゃるようで・・・
クラピアは、種が出来にくく扱いやすいとも言われていますが・・・
繁殖力は旺盛なのには変わりなく
土手や太陽光発電の下草や空港などのグランドカバーに向くとも言われ
・・・というわけで、公共の広い場所によく植えられているようで、
お庭にはどうなんでしょう?
他の植物や周りに影響のない広い場所なら良いかもしれません。
3種類の中で植えるならクラピアが、種ができにくいので良いかもしれません。
生えてほしくない場所に生えた時、根も深いようなので、抜いても抜いても生えてくるかもしれません。
他には何も植える予定はない場所で芝生のようにしたいのだったら良いかもしれませんが、我が家は色々な植物が植えてありますので・・・
簡単に、すぐに広がるという誘惑に負けそうですが・・・
今回はパスしようかな?と思っています・