こんにちは。ずいぶんとお久しぶりですが、何をやっていたかと申しますと・・・やはり草刈りがメインの庭仕事 笑
8月の初めに、猛暑の中、庭を一通り草刈りしたと思っていたのですが、台風や長雨・・・やっと晴れたと思ったら驚くほど草ボーボー!あっという間に膝上まで草が伸びていました。
9月の頭に、暑い中、また大規模な草刈りをしたのに・・・雨が降るとボーッ!今度は前回ほどではないですが、また生えていますね〜。もうどうにかしないと。
という事で、前回の記事のグランドカバーを数種植える前に、根っこから草取りをしなくてはと思っていたら、暑さと雨と草刈りに追われていましたよ、涼しくなってきたので今のうちにやろう!今ここ。です。
30℃を超える日も少なくなり、だいぶ涼しくなってきたので、作業はしやすいですが、まだまだ動くと暑いですし、熱中症にも注意が必要です。庭の草花や虫の声も変わりました。夜になるとコオロギの声が聞こえます。
最近の気候は、秋が短いので、この過ごしやすいお天気がなるべく長く続いて欲しいと思っています。
前置きが長くなりましたが、本題です。
今日は先日、うちの庭どうする?と
読んでみたポール・スミザーさんの本と我が家の庭についてのお話です。
- ポール・スミザーさんの自然流の庭って?
- 自然流・手間いらず ナチュラル うちの庭はこれがいい!と読んでみた。
- ポールさんの作られた庭の草木を見て私が思った事
- 日本の庭は木が多すぎる。
- 自然流の庭は、通路をきちんとつくる
- 芝生よりクローバー
- 本を読んで思った事
- 色々な庭づくり
- 今後やろうと思っている事
ポール・スミザーさんの自然流の庭って?
我が家の庭は、草刈りがエンドレス、この庭一体どうしよう?と思いを巡らせている時に、
ポール・スミザーさんの本に出会いました。(前から知っていましたが)
Amazonの読み放題Kindle Unlimitedで読める本が3冊もあったので読んでみる事にしました。
一通りざーっと目を通しただけですが。
なかなか良いヒントがありました。
自然流・手間いらず ナチュラル うちの庭はこれがいい!と読んでみた。
私はハーブ好きですが、うちの庭ではハーブが育ちにくいのです。
そもそも、地中海のカラッと気候で育ったものを、35℃以上になり台風も長雨もある日本の木がたくさん植っている我が家で、育てようというのは、フランスやイタリアから来た転校生に全て日本風の暮らし、味噌汁納豆ご飯、醤油、漬物だけで生活しなさい。と言っているようなもので、ハーブは難しいのではないかと。
土は少しは工夫をしますが、なかなかうまく育たないものがいろいろあります。
もっと日本の気候に合った草花を育てた方が良いのではないかと思っていたのです。それかガラリと土を変えるか。
ポールさんの本には、日本の人は、どうしてもっと日本の草花を大事に植えないのか。と言ったような事が書かれていました。
そういうポールさんも、イギリスにいる時には、日本のススキやシダに高いお金を払って育ててみたりされたようですが。笑
みんなすぐそばにない珍しいものに憧れるのね。笑
そんなポールさんですが、ススキやシダなどの日本固有の植物の美しさに魅了され、日本に移住されていくつも庭づくりをされています。
私は、ススキは綺麗だとは思うけれど、あれは野原にば〜っと一面あるのが美しいと思っています。あとは、シュッと生けられたススキ。
ススキを庭に植えたら増えすぎないかな?
(近くの河原にススキがあるので私は十分です)
平尾台のススキもそろそろ綺麗な時期ですよね。たぶん・・・見に行きたい。
ポールさんの作られた庭の草木を見て私が思った事
ポールさんは農薬や除草剤を使いません。虫なども大歓迎。それは賛成です。(蚊は私は嫌だけど)
ポールさんが依頼されて作られたお庭の写真もありました。
原種系の草木が多く植えられていました。
私が思ったことは、
父が好きだった草木ばかり。原種系の植物父も好きでした。
つまり、ポールさんと父の好みは似ている。
うちの庭、あと、少し整えたらポールさんが言っている庭になるよね〜。とも思ったのですが・・・
ポールさんが好きなのはシダ などの葉っぱ系が満載。
庭全体、草!カラーリーフや草の形などで変化をつけるようなものが多かったです。笑
去年植えた原種系のチューリップもありましたけれども。
あくまでも園芸種はお嫌いのようです。
う〜む、ポールさんの考えや好みはよくわかりました。
でもね。シダはイヤなんです。
多分ポールさんが、この写真をごらんになったら、美しいとおっしゃるでしょう。
私もこれはこれで美しいと思います。
でも、すぐに庭中にいっぱいになってしまうのです。
なぜ、シダが嫌か。
蚊がものすごい数になるからです。
それに、シダは、他の植物も駆逐してしまいます。
あと、我が家の庭のドクダミも
どんどん他の植物のところに侵入してしまうので、困っています。
ポールさんがおっしゃったフキも蚊が大好きな植物なので、最低限に抑えています。
日本の庭は木が多すぎる。
ポールさんは、「日本の庭には木がたくさん植えられすぎている」とおっしゃっていました。
我が家もそうですね。
だいぶ減らしましたが、まだまだ大きな木がたくさん植えられています。
大きな木がたくさんあると日陰ができ、じめ〜っと、シダなどが好む環境で、地中海地方原産のハーブなんか育ちませんよね。そりゃそうです。
自然流の庭は、通路をきちんとつくる
通路をきちんと作る事により、庭にメリハリが出きて雑草も立派な植栽に見えるそうです。
やっぱりそうですよね!!私の考えは当たっていました。
庭に小径を作りましたが、メインの通路も最近よく草が生えてくるので、なんとかしたいとお思います。
芝生よりクローバー
お子様が走り回れるように、芝生にしたいとおっしゃったお客様に、芝生の手入れの大変さを考えると、広いところはクローバーが良いと勧められていました。
クローバーなら、良い土になるので、いつでも畑にもできる。と。
うちもクローバー植えようかな〜。
草丈はクローバー5〜10センチ。かな。
調べたら20〜30センチでした。
ちょっと草丈がありますね。
膝上まで、草がおおい茂るよりも良いかも。
その他・・・私がコレいらない。と思っている草も、ポールさんお勧めされていました。笑
父と好みが一緒。w
特にこの本には、
日向向き、日陰向き、など環境別の植物が紹介されていて参考になりました。
我が家の庭にも生えている植物がたくさんありました。特に日陰のところ。
本を読んで思った事
我が家の庭は、広〜い意味で、すでに自然流。笑
もう少し整えれば、なんとかなるかな?
一般的な、整えられたお庭とはかなり違いますので、友達などが見ても、もっと綺麗にすれば良いのに。と思うかもしれません。w
ポール・スミザーさんの自然流のお庭は、樹形もその木の本来の形を活かしますので、一般的な整えられた庭とは印象が違うかもしれません。
自然に見えるように整えられた庭なのです。
↓これはただのほったらかし。w
これは、我が家、コスモスを植えたところにイヌタデが入り込んでいます。
コスモス頑張れ!笑
このコスモスは長兄が植えたい、と言ったので、任せていたのですが、草取りなどのお世話をやらなかったので、こうなりました。(草も抜いた方が良くない?とは催しました)
これはこれで、自然流? 笑
イヌタデも可愛らしいですが、コスモスがかわいそうなので、イヌタデを少し残して場所を空けていただきます。
イヌタデは、他の場所でも今最盛期ですし。(先日はなかったのにあっという間!)
もともとよく生える草には園芸系の花は負けてしまうのですよ。という例です。
色々な庭づくり
きっちり洋風の庭にする事をすすめる方もいれば、ポールさんのように、日本で育ちやすい植物をすすめる方もいる。
色々な庭づくりがあるのだな〜。と思いました。
除草剤などを使わないのは大賛成。だけれども、シダの生えすぎはね。笑
シダの周りは特に蚊が多い。笑
それと、ツツジなどを丸く刈り込むのもポールさんは嫌われていました。
(父もそうだったな〜。私、きっちり丸ではないけれど、刈り込んでます;)
色々な本やサイトをみて、自分のお家の庭には、どの方法が合っているか。
どれが好きかで、庭づくりをしていくと良いと思います。
私は、他の虫はほとんど気にならないけれど、蚊だけは、よく刺されるしよく腫れるので、嫌なんですよ、本当に。(もう何回も言い過ぎですね。笑)
私は、手間がかからず蚊が少ない庭で、そこそこ楽しめる。が目標です。
今後やろうと思っている事
- 蚊にはとても刺されるので、シダは減らしたい。
- 鬱蒼と茂った木は、もう少し剪定して、風通しの良い木にし、木漏れ日が入るようにする。
- ハーブを植える場所はもう少し土を考えよう。
- メイン通路を草が生えないように・・・固めようかな。
と思っています。
さっそく、今日はそれほど暑くはなかったので、シダの根っこ取りを中心にやりました。
以前かなり丁寧に根っこを取ったつもりで他の植物を植えた場所がまたシダばかりになり、ビッシリ地下茎が伸びていました(涙)
そこには、他のものを植えたいので、今度こそ!です。
他の場所のシダの根っこ取りは、秋冬でやりたいと思います。(少しはシダも残しますよ)
この辺りのお話、またの機会にお話しできれば・・・
毎年この木の名前はなんだろう?と思っていますが、可愛い赤い実がつきます。(以前調べたような・・・?忘れてる?)
もう秋ですね。
寒くなりすぎる前に、色々とやっておきたいと思います。
みなさまも朝晩の冷え込みにお気をつけて。
それでは、また!