こんにちは。昨日ペパーミントのお話をしましたので、今日はスペアミントの特徴など。
スペアミント
学名:Mentha spicata
科名:シソ科 使用部位:葉
原産国:ユーラシア大陸(世界各地で栽培)
和名:オランダハッカ
味:ペパーミントと比べると香りが穏やかでやや甘味がある。
スペアミントの特徴
スペアミントはとても歴史が古く、ペパーミントはスペアミントとウォーターミントの交配種ですので、ペパーミントの親とも言えるハーブです。
古代ローマ時代から料理用として使用されていたようです。
名前の由来は円筒形に並んだ花の形が槍(spear)に似ていた事からきています。
カルボンが主成分(ケトン類)で、ペパーミントと比べると刺激が穏やかで香りにやや甘みのあるハーブです。
オランダハッカという和名やローマ時代というお話からもわかるように、ヨーロッパが原産なのですが、育てやすく繁殖力の強いハーブですので、世界各地で栽培されています。
ペパーミントよりも刺激が少ないので、ハーブティー以外にもお料理やお菓子など様々な用途に使用されるハーブです。その他デオドラント、オーラルケア、うがい、シップなどにも多く利用されています。
消化器系に働きかけるハーブですので、食欲のない時や、食べ過ぎた食後などにも最適です。スッとした爽快感でリフレッシュすることでリラックスへ導く、気分転換、集中力を高めたい時に向いているハーブです。
スペアミントの作用と用途
- 主な作用:殺菌、抗ウィルス、防虫、発汗、鎮痙(けいれんを鎮める)、活性、消化促進
- こんな時に:食欲不振、食中毒、食あたり、めまい、不安、頭痛、吐き気、気分転換、集中力アップなど
注意事項:
- 妊娠中・授乳中は飲み過ぎに注意。(日常的には飲まない)
- 小児・赤ちゃんの使用は避けて下さい。
外用:
- お風呂=リフレッシュ、ストレスの緩和。ボディーの引き締め。
- 湿布=オイリースキンケア
- 吸入=吐き気、リフレッシュ
スペアミントも鉢で育てましょう
1つ前の記事にも書きました通り、ミント類は非常に繁殖力が強くあっという間に地下茎で繁殖します。また交配もしやすいので、鉢で育て他のミントと離して育てることをお勧めします。
地植えにしたい場合は、鉢ごと地面に埋めたり地面に区切りをつけるのがオススメです。
以上簡単なスペアミントのプロフィールでした。
ペニーロイヤルミントは食べるのに向かない。
ミントでいえば、ペニーロイヤルミントは、食べると刺激が強く、嘔吐する場合があるそうで食べたり飲んだりには向きません。その代わり、ノミ除けとしてペットの首に巻いたり、お庭の虫除けや、花が可愛いので花を楽しんだりして利用する事はできます。
何かわからないのに、むやみに生えているものを食べない。
ミントに限らずハーブはとても種類が多く知れば知るほど奥が深いです!!たくさん知っても知ってもまだ足りない。というほど。だから面白いのですが。
ハーブに限らず、植物の中には人間にとって毒になるものを含む植物も多く存在します。トリカブトなどは有名ですが、そのほかにもお家にある綺麗な花など沢山のものが食べると良くないものがあります。植物にとっては、私たち人間も敵だったりしますからね。笑
私が気をつけているのは、その植物が何であるかしっかり確認せず、むやみに生えている植物を食べない!ということです。
ハーブをお家で食用や薬用として利用したい時は、苗などを信頼できる詳しいところから購入されることをお勧めいたします。
以上何か参考になれば幸いです。
今日のこと。
今日は、こちらは雨もやみ、良いお天気になってきました。
大阪の地震の影響で、お風呂に入れない方もいらしゃると伺いました。
こちら↑のスプレーの材料はドラッグストアなどでも揃います。濡らしたタオルで体を吹き、その後スプレーという方法もありますが、お肌の弱い方などは、濡らしたタオルにスプレーをして体を拭くだけでもスッキリし、少しは気が紛れるかも知れません。(お風呂に浸かることにはかないませんが)気持ちもリフレッシュします。髪などにスプレーしてもスッキリします。
まだまだ、油断はできませんが、
被災された方々が、1日も早く今までの日常の生活が戻ることを祈っています。
はてなブックマークからのメールを開いたら、このサイトの記事が紹介されていて、驚きました。照れました。
毎日、星や読者登録、ブックマーク、ツイッターフォロー、とても励みになっています。ありがとうございます!皆様のブログもしっかり読ませていただきます。
それでは、また!